平日は帰宅が遅く、子供と触れ合う時間がなかなか作れないでいました。妻は息子と触れ合う時間が長く、母として経験を着実に積む一方、私は父として大海原に一人投げ出され、彷徨い続けているような気持ちでいました。平日は我が子がどのような状態なのかは妻との会話の中でしか知ることができず、漠然とした不安がたまっていきました。それを妻に相談したところ、妻から「発達検査を受けてみないか」と提案をもらい検査を行うことにしました。
検査当日、息子の検査の様子をはらはらしながらみていました。検査終了後、思っていたよりも早く担当の方から報告を受けることができました。結果を聞き、今の息子が苦手していることや得意としていることがよくわかりました。苦手なことに対してはサポートする方法も教えていただけました。接する時間が短い中、父として息子にしてあげられることがわかったことはとてもうれしく、息子が成長していくように、自分自身にできることがひとつ増えたように感じることができました。