2023年10月のお便り

夜になると秋の虫の声が聞こえてきます。でも昼はまだまだ猛暑、秋風を早く感じたいと願う毎日です。
先週日曜日、孫と稲刈りに行ってきました。春に田植えをした苗がしっかり育ちたくさんの実をつけた稲穂が一面に広がっていました。鎌を持ち稲の束を切る瞬間は爽快だったと思います。束ねた稲を「洗濯物みたいになぜ干すの?」と、疑問を田んぼの鈴木さんに投げかけ説明に聞き入る様子は真剣そのものです。切り落とされた稲の株の間をカエルが快適にジャンプしている姿は秋の風景を一段と魅力的なものにしてくれました。いよいよ10月28日(土曜日)は稲刈りしたお米が精米され釜戸の火で炊いたご飯を食べる日です。春に田植えをし、夏の育った姿を観察し、秋は収穫して、お米を炊いて食べる。この一連の流れの振り返りの中で『何?何故?』と疑問を持つことは子供達の非認知能力を育てる貴重な体験です。仲間と顔を合わせ「おいしいねー」と言って食べる姿が浮かびます。仲間と一緒だから尚尚おいしい、心が繋がる瞬間です。私達は自然の恵、命をいただきながら生かされています。子供達と一緒に手を合わせながら、この命を「いただきまーす」と大きな声で感謝を込めてホカホカのご飯を食べたいと思います。

秋の田んぼ学習“自分で植えた田んぼで出来た新米を食べよう!!”
(総合自律コース水曜日・金曜日必須)
10月28日(土)11:00~12:30

集合場所:杉山原公園 解散場所:教室
持ち物:水筒・タオル・帽子・お茶碗・お箸・ご飯代(100円)・新米購入希望者は(2kg1000円程度)を持参
単発受講をご希望の方はスタッフにお声掛けください!!

10月にお芋ほり体験があります。
日程は決まり次第お知らせいたします。

授業ではありませんのでご家族でご参加ください。
ご興味がある方はお声掛けください。